登壇者
プロフィール
第1日
パネルディスカッション
再生する古典
Edoardo Gerlini
エドアルド・ジェルリーニ
●基調講演
ヴェネツィア・カフォスカリ大学研究員。早稲田大学角田柳作記念国際日本学研究所招聘研究員。日本古典文学・比較文学専攻。編集に『古典は遺産か?日本文学におけるテクスト遺産の利用と再創造』(勉誠出版、2021年)など。
盛田 帝子
もりた ていこ
●発表
京都産業大学教授。日本近世文学、和歌文学専攻。著書に『近世雅文学の研究』(汲古書院、2013)、『天皇・親王の和歌』(笠間書院、2019)、『文化史のなかの光格天皇』(共編、勉誠出版、2018)など。
Robert Huey
ロバート・ヒューイ
●発表
ハワイ大学名誉教授。中古中世和歌ならびに琉球王国における日本文学。著書に「The Making of Shinkokinshū」(Harvard University Asia Center, 2002) など。
Andassova Maral
アンダソヴァ・マラル
●発表
早稲田大学高等研究所講師。日本古代文学専攻。著書に『古事記 変貌する世界』(ミネルヴァ書房、2014)、『ゆれうごくヤマトーもうひとつの古代神話』(青土社、2020)がある。
荒木 浩
あらき ひろし
●ディスカッサント
国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授。日本古典文学専攻。著書に『古典の中の地球儀』(NTT出版、2022)、『『今昔物語集』の成立と対外観』(思文閣人文叢書、2021)など。
飯倉 洋一
いいくら よういち
●司会
大阪大学名誉教授。
特別プレゼン
古典本文をWEBに載せる
―TEIガイドラインに準拠したテキストデータ構築―
永崎 研宣
ながさき きよのり
●プレゼンター
一般財団法人人文情報学研究所主席研究員。デジタルヒューマニティーズ、仏教学専攻。著書に『日本の文化をデジタル世界に伝える』(樹村房、2019)、共編著に『人文学のためのテキストデータ構築入門』(文学通信、2022)など。
幾浦 裕之
いくうら ひろゆき
●プレゼンター
国文学研究資料館特任助教。日本中世文学専攻。特に中世和歌文学、女房文学、古典籍書誌学。翻訳にマイケル・エメリック「テクストの改替」(『源氏物語の近世』勉誠出版、2019年)がある。
藤原 静香
ふじわら しずか
●プレゼンター
京都産業大学非常勤研究員。平安時代の初期定数歌を中心に、和歌表現とその変遷を研究対象とする。
加藤 弓枝
かとう ゆみえ
●司会
名古屋市立大学准教授。
第2日
Session1
イメージとパフォーマンス
楊 暁捷|X. Jie Yang
ヤン ショオジェ
●発表
カナダ・カルガリー大学教授。日本中世文学、 特に絵巻を研究。著書に『鬼のいる光景』(角川書店、2002)、『デジタル人文学のすすめ』(共編、勉誠出版、2013)など。2022年逝去。
佐々木孝浩
ささき たかひろ
●発表
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授。和歌文学・日本書誌学専攻。著書に『日本古典書誌学論』(笠間書院、2016)、『芳賀矢一 「国文学」の誕生』(岩波書店、2021)など。
Jonathan Zwicker
ジョナサン・ズウィッカー
●発表
カリフォルニア大学バークレー校准教授。日本文学専攻。著書にPractices of the Sentimental Imagination: Melodrama, the Novel, and the Social Imagination in Nineteenth-Century Japan (Harvard, 2006), Kabuki's Nineteenth Century: Stage and Print in Early Modern Edo.
佐藤 悟
さとう さとる
●発表
実践女子大学教授。日本近世文学専攻。論文に「『偐紫田舎源氏』の絶板と用紙」(『書物学』19、勉誠出版、2022) 、「名主改の創始―ロシア船侵攻の文学に与えた影響について―」(『読本研究新集』Ⅲ、翰林書房、2001)など。
山田 和人
やまだ かずひと
●ディスカッサント
同志社大学教授。日本近世文学専攻。著書に『洛東遺芳館所蔵 古浄瑠璃の研究と資料』(和泉書院、2000)、『竹田からくりの研究』(おうふう、2017)など。
盛田 帝子
もりた ていこ
●司会
京都産業大学教授。
Session2
源氏物語再生史
田渕 句美子
たぶち くみこ
●発表
早稲田大学教授。著書に『女房文学史論―王朝から中世へ―』(岩波書店、2019)、『新古今集 後鳥羽院と定家の時代』(角川書店、2010)、阿仏尼(吉川弘文館、2009)など。
松本 大
まつもと おおき
●発表
関西大学准教授。平安文学専攻。著書に『源氏物語古注釈書の研究』(和泉書院、2018)。
兵藤 裕己
ひょうどう ひろみ
●発表
学習院大学名誉教授。日本文学・芸能論。著書に、『物語の近代』(岩波書店、2020)、『声の国民国家』(講談社学術文庫、2009)、『後醍醐天皇』(岩波新書、2018)ほか。
中嶋 隆
なかじま たかし
●ディスカッサント
早稲田大学教授。日本近世文学専攻。研究書 には『西鶴と元禄メディア』(NHKブックス、1994)、『初期浮世草子の展開』(若草書房、1994)、『西鶴と元禄文芸』(若草書房、1996)など。『廓の与右衛門控え帳』(小学館、2007)で第八回小学館文庫小説賞を受賞し、『はぐれ雀』(小学館、2014)、『補陀落ばしり物語 』(ぷねうま舎、2020)などの時代小説を執筆。
加藤 弓枝
かとう ゆみえ
●司会
名古屋市立大学准教授。日本近世文学専攻。著書に『小沢蘆庵自筆 六帖詠藻 本文と研究』(共著、和泉書院、2017)、論文に「正保版『二十一代集』の変遷―様式にみる書物の身分」 (『雅俗』19、2020)など。
Session3
江戸文学のなかの古典
山本 嘉孝
やまもと よしたか
●発表
国文学研究資料館准教授。日本漢文学(江戸・明治)専攻。著書に『詩文と経世 幕府儒臣の十八世紀』(名古屋大学出版会、2021)。
Judit Árokay
ユディット・アロカイ
●発表
ハイデルベルク大学、東アジア研究センター日本学科教授。日本古典文学、歌論・歌学専攻。著書にDie Evolution der poetischen Sprache: Poetologische und sprachtheoretische Diskurse der Edo-Zeit, München: iudicium Verlag 2010など。
飯倉 洋一
いいくら よういち
●発表
大阪大学名誉教授。日本近世文学専攻。著書に『秋成考』(翰林書房、2005)、『上田秋成 絆としての文芸』(大阪大学出版会、2012)など。
合山 林太郎
ごうやま りんたろう
●ディスカッサント
慶應義塾大学准教授。近世・近代の日本漢文学を専門とする。著書に『幕末・明治期における日本漢詩文の研究』(和泉書院、2014)、共編著に『文化装置としての日本漢文学』(勉誠出版、2019)など。
有澤 知世
ありさわ ともよ
●司会
神戸大学助教。日本近世文学専攻。論文に「古画を模す―京伝の草双紙と元禄歌舞伎」(小林ふみ子・中丸宣明編『好古趣味の歴史―江戸東京からたどる』(文学通信、2020)、「菅原洞斎の古書画展観会」(『上方文藝研究』16、2019)など。